施工管理は残業が多い?残業の理由を分析

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施工管理の方はこぞって残業が多いとグチを言っているイメージありませんか?

工事に入る前や工事の始めから終わりまでずっと残業しています。

ではなぜ施工管理は残業が多いのでしょうか。

実体験から施工管理の残業が多い理由を考えてみましたので一緒に見てみましょう。

この記事でわかること
  • 施工管理の残業理由
  • 残業のよくある原因
  • 残業のメリット
  • 残業への対策

施工管理の残業問題は色々あり知っておく働き方や将来の参考にしていただければと思います。

目次

施工管理の仕事内容は

施工管理の仕事内容はこちらの内容になります。

  • 工程管理
  • 原価管理
  • 品質管理
  • 安全管理

工事の内容によってはいろんな業者さんとやり取りしながら

職人さんの作業まで管理していきます。

作業量が多く人の命を預かっている仕事なので責任は大きく慎重に仕事をしなければなりません。

慎重に仕事するため入念にチェックをします。そのため労働量も多く残業になりやすいです。

施工管理の仕事内容については別記事で書いていますので合わせて見てみてください。

おすすめの記事:施工管理の仕事内容

施工管理の残業が多い理由

施工管理の残業が多いのには色々な理由があります。

  • 仕事量が多い
  • 事務作業が現場終わった後にある
  • 工程管理に時間がかかる
  • 安全管理は怠れない

責任が大きい仕事が多く、何度も確認が必要なため必然的に労務量が多くなります。

施工管理の残業が多い理由はこれらのことが理由です。

おすすめの記事:施工管理の「つらい」「きつい」「大変」

施工管理の残業は他業界と比べて多い!?

施工管理の残業が多いと言うのがよく言われていると思うのですが

実際のところどれくらい多いのでしょうか他業種と比較したランキングがありましたのでご覧ください。

平均残業時間の多い職種ランキング

doda社が調べた残業時間の多い職種をまとめたデータをランキングにしました。

順位職種名残業時間/月
設計監理、施工監理、コンストラクションマネジメント(建設、土木エンジニア)38.8時間
プロデューサー、ディレクター、プランナー(出版、広告、Web、映像関連)32.5時間
施工管理(建設、土木エンジニア)31.8時間
建築設計、デザイン、積算、測量(建設、土木エンジニア)29.8時間
人材サービスの営業(営業職)29.2時間
電機メーカーの営業(営業職)28.6時間
機械設計、金型設計、光学設計(工場エンジニア)28.5時間
組み込みエンジニア(工場エンジニア)28.3時間
経営企画、事務企画28.3時間
10インフラコンサルタント(IT、通信エンジニア)28.1時間

施工管理残業あるある

残業が多くなる理由は、みんな大体同じだと思います。

ここでは、残業のあるあるをまとめてみました。

機器の納期が遅れて工期に間に合わない

工事は色々なトラブルが付き物ですが機器や材料の遅れによって工事の完成が遅れることがあります。

ただ客先からの工期をずらすことは中々できません。

遅れを取り戻そうと残業が多くなり余計な仕事も多くなります。

トラブルで遅れることはよくあります。

あってはいけないが労災事故で工事がストップする

労災事故がおこった場合、労災の大小もありますが現場検証や緊急の安全教育で工事がストップします。

骨折や裂傷などの比較的大きな事故は私も経験しており1ヶ月程度の休工になりました。

1ヶ月間の安全教育期間は安全書類作成で、その後の工事は遅れを取り戻すために残業をします。

おすすめの記事:施工管理のケガを解説

書類作る事務担当の応援がなく何から何まで自分でやっているので仕事が終わらない

施工管理の仕事は事務処理が多く量が追いつかないことが良くあります。

追いつかない時は深夜や休日を使って書類作成を行います。

パンクしそうになったらすぐに応援呼びましょう。

自分の仕事がパンクしたらどうにもなりません。

事務仕事の量は適切に管理しましょう。

年間360時間を超えないギリギリまで残業をつけて後はサービス残業になる

休日や深夜まで書類作成を行うと残業が年間360時間を超えることが良くあります。

360時間を超えることを会社はあまり許してくれません。

そうなるとそれ以上の残業は認められなくなりサービス残業になってしまいます。

サービス残業は避けたいので恒常的に残業することになるのであれば転職等検討しても良いかも知れませんね。

残業のメリット

残業にはデメリットばかりではありませんメリットもあります。

異業種に転職する際はそのメリットを引き換えにすることも考えましょう。

  • 残業代で給料が増える
  • 仕事をする時間が増えるので実力がつく
  • 同僚とのチームワークを作りやすい

これらのメリットを引き換えにできるか天秤にかけて良い結果が出るならより良い選択をしましょう。

おすすめ記事:施工管理の年収は高い

残業を少なくする方法

PCスキルを上げて残業を減らす

施工管理は事務作業が多くなります。

パソコンスキルを上げると書類仕事の効率が上がります。

また汎用的なパソコンスキルは転職しても活用することができるため覚えてみましょう。

ウィンドウズやエクセルのショートカットを覚えてみるのがおすすめです。

最終的にはマウスを触らずにPC操作できるようになるのが目標です。

人数が少ないアピールを頑張る

自分一人で作業していても中々進みません。無理な時は応援を頼みましょう。

適切な応援を頼むことで一緒に働く仲間たちの信頼を獲得することができるでしょう。

自分で頑張るには限界があります。

応援は適切に呼びましょう。

残業の少ない会社に転職する

残業がどうしても減らすことができないのであれば別の会社に転職することを検討しましょう。

きつい残業は自分の精神を蝕んでしまいます。

別の選択をした方が良い場合も往々にしてあります。

残業が多すぎる、減らせない場合は転職しましょう。

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