施工管理は地獄の仕事と言う意見を聞いたことありますか?
建設業は大変な仕事でその中でも施工管理は工事の中でリーダー的存在です。
辛い事も厳しい事も多くありますが「地獄」と言う表現には異論もあると思います。
では、現役の施工管理が見る状況を実体験で解説しました。
これはおかしいと思う施工管理の職場環境
施工管理でおかしいとみんなが思っている職場環境は下記が候補となると思います。
- 残業が多い
- 休日が少ない
- 責任が重い
これらが上がるかと思います。解説します。
残業が多い
施工管理は残業が多く一昔前は100時間残業とか良く聞きました。
しかし近年施工管理も残業時間の厳格化により急激に残業時間が減少しています。
私自身も40~60時間抑えられています。
施工管理の残業については別記事で解説をしていますので読んでみてください。
休日が少ない
施工管理の休日は完全週休2日(土日休み)には全体として追いついていません。
土曜日に仕事をしている会社が多くあります。
年間休日にすると100日前後の会社が多いです。土日完全休みだと125日休みです。
しかし建設業といえども年間休日125日になっている会社も多くあります。
施工管理で完全週休2日になりやすい条件をまとめました。
- 公共事業の建設会社
- 全国規模の大手、準大手企業
- 元請け仕事を多く受け持つ会社
あくまで傾向にあるだけで、違う会社も多くあります。参考にしてください。
逆に週休2日になりにくい条件もまとめました。
- 民間相手(工場など)の設備会社
- 2次以降の下請け会社
- メンテナンス修繕など緊急性が問われる会社
これらの仕事は休日に仕事が多くなる傾向があります。
よっぽど好きな仕事か給料が良くない限りは避けた方が得策です。
仕事を意外と楽にする方法
地獄の環境に現状いる方もいるかと思います。
そんな方には今地獄でもがんばれば地獄を解消できる方法があります。
仕事を効率化して対応する事によってつらい仕事も意外と楽になります。
仕事を覚える
考えたりして悩んでいるとすぐに時間が経って追い詰められます。
出来るだけ仕事を覚えて考えなくても次に何をしたら良いかわかるようになると仕事が楽になります。
やりたくない事を率先してやる
他人からの信頼を得るのにやりたくない仕事を率先してやるのがおすすめです。
またやりたくない仕事の経験値が増えればやりたくない仕事をこなすのも楽になります。
楽な仕事を率先してやることによって信頼が得られれば楽ですよね。
必要のない大変な仕事を先手打って回避する
どうやっても大変な仕事ってありますよね。
そんな仕事は先に手を打ってやらない方向に誘導する事も大事です。
大変な仕事にならないように先に手を打っておきましょう。
そのためには根回しや情報の新鮮さが大事です。周り及び他部署とコミュニケーションを図りましょう。
地獄から脱出する方法
どうしても地獄から脱出できない様であれば仕事を変える必要があります。
しかし次の会社でも地獄を味わう可能も否定できません。
転職して失敗するかもしれないと思うと行動にも移せず、なかなか行動できないなんて事無いでしょうか。
具体的な地獄から脱出する方法もまとめました。
ホワイトな会社で施工管理をする
施工管理の中にもホワイトな働き方ができる企業があります。
元請に近い仕事
URなどの外郭団体系建設会社
公務員
上記のような仕事はホワイトな働き方ができるためおすすめです。
詳しい内容は別の記事でまとめていますので合わせて確認してください。
異業種に転職する
施工管理に嫌気がさしてしまった方は異業種に転職する事も必要かもしれません。
一度施工管理から離れて仕事しても良いでしょう。
でも施工管理の経験を生かすような異業種に転職するいかがでしょうか。
いままで施工管理で一生懸命仕事してきた方には今までの経験を活かせるような仕事が良いかと思います。
別記事で施工管理が異業種に転職する際に今までの経験が活かせるような仕事をまとめています合わせて確認してください。
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