現役施工管理のセツビズ(@kensetsusyosin)です。
現役で施工管理として働いております。
監理技術者として働いておりますが
ここまで「監理技術者」と「施工管理」という言葉がでてきました。
誤字じゃないですか~?って思われている方いらっしゃると思います。
「管理」と「監理」実は意味が違うのです。
ではどう違うか解説します。
管理と監理の違い
施工管理と監理技術者の説明の前に
似たような言葉でわれわれの建設業でも
「施工管理」、「施工監理」と言うような似たような
違う言葉もあります。
意味を理解して正しく使えるようにしたいですね。
では、管理と監理の違いから説明しましょう。
管理
管理とは工程を円滑に進めるために取り仕切ること
ある基準から外れないこと。
- ある基準などから外れないよう全体を統率すること
- 事が円滑に運ぶよう、事務を処理し、設備など保存維持していくこと
監理
監理とは物事を監督監理すること。
図面通り仕事進んでいるかを確認します。
施工管理と施工監理の違い
では実際の言葉として施工管理と施工監理の違いを解説します。
施工監理とは
施工監理は設計通りに工事が進んでいるかを監理いたします。
設計士が作った図面を読みとって現場にて確認し修正指示を施工監理に出します。
現場監督に指示を出すため知識が必要となります。
仕事としては
- 設計図通りの施工かが進んでいるか確認
- 図面だけでは伝わらない内容を伝える
- お客様との打ち合わせを行います
施工管理とは
施工管理とは工程どおり作業が進んでいるかを指示確認します。
いわゆる「現場監督」です。
現場の職人さんに指示出すので説明能力が必要となります。
仕事としては
- 工程管理(工程や計画の検討および手配)
- 材料管理(使用する材料の手配)
- 安全管理(作業員や住民の安全確保)
- 原価管理(材料や人件費の金額)
施工管理技士がするべき仕事は
施工管理技士はこの「監理」「管理」はどちらも仕事として行わなければなりません。
施工管理の仕事については次のページでまとめていますのでご確認ください。
まとめ
管理と監理で違いがありますが施工管理はどちらも仕事にしています。
大変な仕事ではありますがやりがいがある仕事だと思いますし
みんなで知恵出し合って工事を乗り越えるようにしましょう。
施工監理は施工管理の仕事をしている人間が目指す最終形のように思います。
資格取得や実務経験でなれる監理技術者という資格もあり技術を身につけて取得できます。
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