「建設業は終わっている」と建設業やめとけおじさんはどこにでもいます。
建設業は現場に立たされて重労働、将来性も無く、安い給料で働かされるといつもいつも言っています
しかし、本当にそうでしょうか?
施工管理(現場監督)の立場からしたら実際はそうでない事の方が多いです。
この記事で建設業の終わっていると言われているところと本当は将来有望な事を説明します。
建設業の仕事は
建設業は建物や道路などを作る仕事です。インフラや発電所など大規模な施設をつくる事もあります。
大まかに営業、設計、施工管理、品質管理に分類され工事を担当します。
重要な仕事で担当する仕事によっては激務な仕事をしなければならず。日々忙しい毎日を送る事となります。
建設業が終わっていると言われている理由
なぜ建設業はやめとけおじさんは「建設業は終わっている」と言うのでしょうか?
その要因を一つ一つまとめてみました。
建設業は休日が少ない
建設業の休日は少ないと言われています。
建設業は土曜日仕事の現場が多く残されています。
完全週休2日ではなく週休2日の現場がまだまだあります。そのため建設業の年間の休日は平均107.6日と短いです。
しかし、昨今国の働きかけによって完全週休2日の現場にすると工事の評価が上がるため完全週休2日の現場も少なくありません。
建設業は残業が多い
残業については、工事に係る立場によって違います。
職人は比較的就業時間は短く作業後すぐ帰宅する方が多いです。
施工管理については日中作業その後書類作成があり残業が多いです。
元請の工事会社か下請の工事会社かでも違い残業の量は千差万別と言えるでしょう。
建設業は給料が安い
建設業の給料が他の業界に比べて安いと思っていませんか?
業界を比較した時の給料の比較がこれです。
人数校正や役職によっても給料の差がありますが建設業は比較的給料は高い部類に入ります。
また、建設業でもずっと職人をやっているより施工管理する側になった方が給料高くなります。
施工管理の給料について別記事でまとめていますので御覧ください。
建設業はパワハラがきつい
乱暴な言葉遣いをするおじさんや意地の悪い設計者がパワハラをしているイメージがあります。
全くないと言えばウソになりますが現代の建設業ではあまり見なくなりました。
働く人達の意識改革が進んできている気がします。
女性の入職も増えましたしみんなが気持ちよく仕事ができる環境を整えているのでしょう。
私が経験してきたパワハラは別記事にまとめていますので合わせて御覧ください。
おすすめの記事:施工管理はパワハラだらけ?経験したパワハラと対処法を解説
建設業は人手不足
建設業界は人手不足の状態が続いています。人手不足の状況なので仕事はいっぱいあるが受注できないみたいな状況は続いています。
よって、入ってさえしまえば仕事がなくなるみたいな心配はありませんし入職してくる人が少ないという事は出世が早いという意味でもあります。
建設業界のなかにいる身としては良い事の方が大きいと感じられます。
建設業の将来性は
インフラは無くなることはありません。建物もいつか壊れてメンテナンスもしくは建て替えが必要になりますし、道路も整備が必要です。
無限に仕事が無くならないジャンルの一つに建設業は当てはまるでしょう。
少子化で人口減少していく中、建物の新築割合は少なくなりますが人手不足で建設能力も少なくなる事が予測されます。
需要と供給が両方減っていく予測です。現状は供給量の方が少なく新築価格が増加する一方なので将来性が無くなるとは考えにくいのです。
建設業の志望理由はココを押さえよう!
就活や転職で志望動機をいう機会があります。建設業の動向を押さえて入りたい会社が求める答えを志望動機という形にして伝えなければなりません。
建設業での最近の話題はDX、週休2日、女性技術者の育成、業務の効率化、テレワーク等です。まあこれらの内容については入れる項目と難しい項目とあります。
これらの話題と押さえたい内容を確認しましょう。
建設業で生きていくには転職が有効!
建設業界内でキャリアアップをして給料を上げていくには転職が有効です。
資格取得後大手の会社に転職して福利厚生と給料を上げていく事が業界内ではかなりあります。
職人は施工管理になり施工管理はもっと条件のいい会社の施工管理になっていきます。
会社で出世争いになる施工管理はさっさとあきらめて大手で環境のいい状態で働く事をお勧めします。
資格取得が施工管理年収アップの近道
施工管理の転職には資格取得が有効に作用することがあります。
- 2級施工管理技士
- 1級施工管理技士
と段階別で転職できる企業は多くあります。ぜひ資格取得を頑張って行い、速攻で転職を決める事が大事です。
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